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「つまり、どういうこと? 本多忠勝がすげー業物を持っているって、ただそれだけ? 冗談はよし子さんだぜ、かすが」 「冗談ではない。地下室で見たものはそれだけだった」 「う、羨ましいのう……」 「…………」 そう言ったのは氏政だ。 小太郎は無表情のまま、ただ黙っている。 「じゃ、俺らは揃って徳川家康が流した噂に踊らされてたってことかよ。あーもう、たまんねえ なぁ」 「そういうことだ」 本多忠勝に犯されたとは言わずに、あくまで目撃したと言い換えて語ったかすがは、内心 気が気ではなかった。 真相が知れたら、口から口へと伝わってやがて彼女の敬愛する謙信にまで知られてしまうかも しれない。 それだけは避けたかった。 「ま、いっか。おかげで思いもかけない北条の内情が掴めたんだしな」 「ううう……」 話が逸れたことにほっとしたかすがは、佐助が妙なことを言い出さぬ前に切り出した。 「もういいだろう。約束どおり縄をほどけ」 「はいはい。――っと」 胸の前で印を結んだ佐助の体から、黒い影が出現した。かすがの方へ歩み寄る佐助の代わりに その影分身が氏政の首筋に苦無をあてがう。 「動くなよ」 「…………」 小太郎に視線を投げて、抜け目のない笑みを浮かべた。 その笑みをかすがへと向けると、佐助はそっと囁いた。 「で? 本多忠勝のナニはどんな具合だったのかなぁ。か、す、が?」 「なっ!?」 頭をがつんと殴られたような気分だった。 ――知っている? まさか? 「なにを、言っている?」 「俺様は知っていることを全部吐いてね、って言ったんだぜ」 「だから私は……!」 「嘘つくんなら、縄ほどいてやんない」 「嘘など」 「ついてない? 馬鹿いうなよ、かすがー。も一度、教えてあげよっか。俺も、三河に、 いたんだぜ?」 ゆっくりと語りかけてくる佐助の目が、まとわりつくような光を放ってかすがに迫る。 「地下から出てきたお前が腰をカクカクさせながら歩いてたところも、そのあと森でなにを してたかも――」 血の気が引いていく。かすがは狼狽しながら叫んだ。 「み、見ていたのかっ!」 「見ちゃったんだなぁ、これが」 佐助は面白がるように、さらに続けた。 「指突っ込んでグチャグチャに掻き回して、ケツ振りながらひとりで大声出してよがってたの、 俺らは見てたってわけ。ねぇ?」 佐助は振り向いて小太郎に呼びかける。 「あ、あ……」 今まで表情を変えなかった小太郎の口に、一瞬下卑た笑みが浮かんだような気がする。 かすがは、ぎゅっと目を閉じた。 「本多忠勝に犯されて、それを思い出してしてたわけ? そんなによかった? それとも、 物足りなかったのかな? ねー、かすが。教えてよ。どっちなの?」 嬲るように問われて、背筋が快感に痺れた。 氏政公がみてる5
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風魔小太郎 タイプ 英雄 タイプ シノビ 種族 人獣 ジョブ アタッカー HP 600 ATK 110 DEF 100 コスト 70 アビリティ 召喚 スピードアップ 覚醒 スピードアップ 超覚醒 風魔・黒千鳥 「……追いつめ…られたのか!?」 男は焦っていた。辺り一面の原。身を隠すものは何も無い。 周りに人影もない――しかし、男は追いつめられていた。 ガクンッと地面が縦に大きく跳ねたかのような衝撃。刹那、男の目線は地面を這っていた。 動転する思考を必死に立て直し、闇夜に目を凝らす。目の前に、何者かが立っていた。 「テメェは誰だ…誰に頼まれた…!」 しかし、衝撃のためか、思うように声が出ない。 目の前に仁王立ちしたその者は、一言も発せずただじっと男の前に立ち続ける。 …血が、流れている。絶体絶命の体を、只々目前で見下ろされる恐怖。 次第に、男の意識は朦朧としてきた。もう、限界だ…諦めかけた時、男は、あることに気づいた。 「――そうか…全く気づかなかった…なんて技だよ…」 風の如く、魔の如く――伝説は本当だった。 「…目の前の…こりゃぁ…俺の足だ…」 身長 捕縛不能 体重 捕縛不能 最高速度 捕縛不能 容姿 語る者はいない 声 七色の声音 主家 北条家 イラストレーター Vusc
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本スレ用テンプレ 戦国BASARAのエロパロを読みたい人、書きたい人のスレでございます。 エロに限らず本番無しの話、ほのぼの甘々な話、小ネタも歓迎しておりまする。よしなに。 話を投稿する場合は名前欄にて以下の旨を明記してくだされオヤカタサムァー。 カップリング 陵辱、強姦などの話 その他、特殊な設定で話を創作した場合 ウホッ! な話は数字板の「ビデオ棚」スレに投稿してくだされオヤカタサムァー。 荒らしは「するぅ」ですぞ! それとsage推奨でござる。 女体化やその他の特殊な設定を使った場合は下記の避難所に投下でござる! えしどののさんせんもずいじぼしゅうちゅうですよ。 前スレ 戦国BASARAでエロパロ 信者二人目 http //sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1156098217/l50 過去スレ 戦国BASARAでエロパロ http //sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1123869802/l50 保管庫 戦国BASARA-エロパロ保管庫 http //www12.atwiki.jp/bsr_e/ 落ちたときの避難所 兼 女体化等特殊設定投下スレ http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/6047/1155567379/l50 Let s パーリィ Ya―――――――――ha―――――――――――――――!!! ―――――――――― 住人の心得 一、ルールを制すること2chを制するが如し 一、荒らしに構うこと厨房の如し、初心者は半年ROMれ! 一、バカに構うこと大バカの如し、構わず鼻で笑っとけ 一、発言すること責任が伴う如し、荒れそうな発言は控えい! 一、スルーすることマナーの如し、苦手キャラやカプ、シチュは即効スクロール又は透明あぼーんじゃ! 一、新米職人を見守ること母の如し、新芽を摘むという無粋な行為は愚かなり 一、GJを惜しまぬこと職人を育てるが如し 一、マターリ維持すること神スレの如し 一、「自分は大丈夫」と慢心するでないぞユキムルァ! 職人の心得 一、慣れ合いを求めること初心者の如く 一、リク受付すること慣れ合いを求めるが如く、程々にせい!自分の好きなように書かんか! 一、投下すること職人の如く、できれば完結済み作品推奨、無理な場合は最低2,3レス分の文章を書き溜めておけ! 一、コテハン名乗ること覚悟の表れが如く 一、自己主張することうつけの如く、物書きならば作品で語らんか! 一、躊躇することチキンの如く、堂々と投下せい! 一、推敲を怠ること愚か者の如く 一、忠告すること師の如く、カプや特殊シチュの場合、名前欄で警告。注意書きもあれば尚良いぞ! 一、去り際の美しいこと神職人の如く、自分語りなど興味は無いわ! 一、言い訳することヘタレの如く、腕を磨かんか! 一、平常心を保つこと勝負を制するが如く、頭を冷やせ! 煽りに構った奴が負けじゃ! 一、学習すること常識人の如く、人の振り見て我が振り直せ、怠れば明日は我が身 一、謙虚なこと好印象の如く、だが行き過ぎた慰め待ち・卑屈な姿勢は出直してこい! 一、GJもらえない・批判・パクリ認定厨・粘着電波など、転んでも泣くでないぞユキムルァ! 一、女体化は避難所へ投下、他どこに投下すればわからないときも避難所へ投下せい! 一、謙信SSの投下場所(本スレか避難所か)は全て職人の判断に任せるが如く、 軍神の性別は…え、ええいっ!どちらでもよいわ じゃが、投下時には必ず名前欄に性別記入(男、女、両性等)を忘れるでないぞ!情けは味方、仇は敵なりじゃ いくらexcellentな作品でも無断転載は御免だぜ。まぁ常識だがな。 避難所用テンプレ 戦国BASARAのエロパロスレが落ちた時のための避難所 兼 特殊設定投下用スレです。 性別転換、フタナリ、陵辱・強姦、調教、死にネタ、パロディなど、読み手を選ぶと思われる作品はこちらにどうぞ。 史実嫁などオリキャラをメインとした話は勘弁です。キャラ萌でいきましょう。 エロパロゆえに、21歳未満の人はもう少し大人になってからですよ。 ただしエロに限らず本番無しの話、ほのぼの甘々な話、小ネタも歓迎しておりまする。よしなに。 話を投稿する場合は名前欄と冒頭にて以下の旨を明記してくだされオヤカタサムァー。 カップリング 陵辱、強姦などの注意書き 作品名とコテハンも準推奨 荒らしは「するぅ」ですぞ! それとsage推奨でござる。 職人を志す者、住人は 2のオヤカタサムァァの言葉を胸に刻み込むでござる! 「来るもの拒まず・去るもの追わず」「立つ鳥跡を濁さず」の心で参ろうぞ! えしどののさんせんもずいじぼしゅうちゅうですよ。 いくらexcellentな作品でも無断転載は御免だぜ。まぁ常識だがな。 次スレは980を踏んだおまはんが立てんしゃい! 前スレ ttp //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/6047/1210920336/ 本スレ ttp //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1241161410/ 保管庫 ttp //www12.atwiki.jp/bsr_e/ ――――――― 住人の心得 一、ルールを制すること避難所を制するが如し 一、荒らしに構うこと厨房の如し、初心者は半年ROMれ! 一、スルーすることマナーの如し、苦手キャラやカプ、シチュは即効スクロール又は透明あぼーんじゃ! 一、新米職人を見守ること母の如し、新芽を摘むという無粋な行為は愚かなり 一、GJを惜しまぬこと職人を育てるが如し。ただし過剰なワッフルは程々にせい! 一、マターリ維持すること神スレの如し。作品投下は正座で待てい!いらぬ煽りやリク強要など、何様のつもりじゃ! 一、感想・特に批評の場合は、言葉を選べい!誘い受けレスならば、はじめから書くな馬鹿者が! 一、他人の感想・批評にとやかく口出しするは、愚の骨頂!いつも心に是非もなし! 一、自分の神(職人)は、同時に誰かの邪神でもあり。逆もまた然り。自分と他人の萌えツボは常に異なるものと知れい! 一、いくら作品に萌えたとて、特殊な設定を延々と語るでない!陰で泣いてる者もおる事を忘れるな! 一、自分の意に沿わぬ流れとて愚痴をこぼすな!自らの萌えるネタなり話題なりを己が提供するべしと心得よ! 一、「自分は大丈夫」と慢心するでないぞユキムルァ! 職人の心得 一、投下すること職人の如く、できれば完結済み作品推奨、無理な場合は最低2,3レス分の文章を書き溜めておけ! 一、コテハン名乗るも名無しでいくも、投下するからには職人としての覚悟と誇りを持てい! 一、推敲を怠ること慢心の如く、誤字脱字には気をつけよ!「書き込み」の前に、今一度確認じゃ! 一、忠告すること師の如く、作品傾向の警告は決して怠るでないぞ! 一、躊躇することチキンの如く、堂々と投下せい! 己自身の萌えを信じなくてどうする! 一、弁解すること愚者の如く、グダグダ弁解する前に、物書きならば「作品」で語れい! 一、去り際の美しいこと神職人の如く、自分語りなど興味はないわ! 一、謙虚なこと好印象の如く、だが行き過ぎた慰め待ち・卑屈な姿勢は出直してこい! 一、慣れ合いを求めること初心者の如く、スレ上での安易な点呼やリク受付・誘い受けなら余所でやれい! 一、平常心を保つこと勝負を制するが如く、頭を冷やせ! 煽りに構った奴が負けじゃ! 一、レスの陰には、その何倍ものROMがいる事を忘れるな!レスがなくとも貴様の作品を読んでいる者は確実に存在する! 一、時には批評、否定的な感想もあろう。だが、それは己の成長への糧でもある!脊髄反射などもっての他! 一、それでも批評を怖れるお主には、このスレは未だ早いわ!自分でサイト・ブログを作って公開するもひとつの道と知れい! 一、GJもらえない・批判・パクリ認定厨・粘着電波など、転んでも泣くでないぞユキムルァ! 用語辞典 【避難所】 BBSPINK閉鎖の危機がきっかけで誕生した。 本スレが落ちたときや女体化作品、職人が際どいと判断した作品はこっちに投下されている。 【保管庫】 本スレや避難所で投下された作品を、いつでも読めるように保管してくれているwiki。 管理人は860氏(現在は保管庫管理人)みんな感謝しよう。 【正座】 作品の投下を待つときの正しい姿勢。 たまに座禅を組む奴もいる。 【ワッフル】 元は「全てを読むにはワッフルワッフルと書き込んでください」という作品が投下されたとき、 荒れ続きのスレに溜まったストレスと、逸材なネタに期待が爆発した住人が次々と書き込み祭りになった。 転じて、続きや次回作他に期待する作品や職人に対して「良作!」または「期待!」という意味合いで書き込まれることが多い。 また乱心する住人に「これでも食って落ち着け」と推奨される食品でもある。 【上杉軍の歌】 はじめてのくちづけ(作詞:謙信) むさくるしい魔王(歌:謙信とかすがのデュエット) エーデルワイス(翻訳:かすが) どれも逸材。 エーデルワイスはスレが荒れたときに「これでも歌って落ち着け」と歌わている。 ちなみに中の職人は全て同じ人なんだそうです。 【ブューティフル】 感激しまくりながら唇をにゅっとつきだして、ツバまでとばして喋ってる感じ で発音する。 良作が投下される等、興奮したときにワッフルとセットで連呼されることが多い。意味もワッフルと同じ。 元は濃姫陵辱SSのザビーの台詞「ビューティフル」のタイプミス(だと思われるもの)から。 【お館様ワッフル祭り】 上記ワッフルの元になった祭り。 スレの雑談「お館様でエロが想像できない」からリクに発展、名無し職人の作品投下から着火し 需要と供給が見事に一致、12レス(隠しを含むと17)をワッフル書き込みで埋めた祭りのこと。
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2D対戦型格闘ゲーム、戦国BASARA X(クロス)の攻略wikiです。 携帯からの閲覧はコチラ 基本情報 ジャンル 対戦格闘 対応機種 アーケード、プレイステーション2 開発 アークシステムワークス 販売 カプコン 仕様 1レバー+4ボタン 対応基板(アーケード) SYSTEM246、SYSTEM256(246機能のみ) 稼働日(アーケード) 2008年4月9日 発売日(家庭用) PS2通常・限定版 2008年6月26日発売廉価版 2009年9月27日 このWikiについて このWikiは、戦国BASARAXに関する様々な情報をまとめていくWikiです。 各キャラの攻略、システム解説、稼働情報、その他ネタなどを書いていきましょう。 また、おかしい点や足りない点、見づらい点があった場合には勝手に修正・追加したりして下さい。 編集全般に関わる質問・意見は編集関連コメントまでどうぞ。 コンテンツ リンク 公式サイト http //www.capcom.co.jp/basara-x/index.html したらば http //jbbs.livedoor.jp/game/43800/ ニコニコ大百科 http //dic.nicovideo.jp/a/%E6%88%A6%E5%9B%BDbasarax ハメ上等(攻略サイト) http //bossd.web.fc2.com/index.html 戦国陸上部出張版(要mixiアカウント) http //p.mixi.jp/basarax 初心者向け布教用リンク集 http //togetter.com/li/491699 ゲーセンいこうよ! http //sou-opinion.sakura.ne.jp/ggxxsns/login 関連商品 最新情報 BASARAX%20OR%20%E6%88%A6%E5%9B%BD%E9%99%B8%E4%B8%8A%20OR%20%22BASARA%20X%22%20OR%20%E3%83%90%E3%82%B5%E3%83%A9X%20OR%20%22BASARA%20%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%B9%22%20OR%20%22%E3%83%90%E3%82%B5%E3%83%A9%20%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%B9%22%20AND%20-x_BASARA_x%20AND%20-KS_BASARAX に関するツイート!function(d,s,id){var js,fjs=d.getElementsByTagName(s)[0],p=/^http /.test(d.location)? http https ;if(!d.getElementById(id)){js=d.createElement(s);js.id=id;js.src=p+ //platform.twitter.com/widgets.js ;fjs.parentNode.insertBefore(js,fjs);}}(document, script , twitter-wjs );
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「Let s party! Ya-ha-!!」 独眼竜の異名で恐れられる奥州の若き国主。 優れた武術と圧倒的なカリスマ性で、荒くれ者揃いの兵達から絶大な信頼を得ている。 常に天下統一を目指しており、民の為に戦の混乱を無くし平和な世をつくることを胸に誓っている。 確固たる信念を持っているのだが、無茶な行動で小十郎に諌められるなど、まだ若く未熟な部分も多い。 ◆台詞集 + 戦国BASARA 戦国BASARA 「Are you ready guys? Put ya guns on!」 「独眼竜は伊達じゃねえ!you see?」 + 戦国BASARA2、外伝 戦国BASARA2、外伝 「奥州筆頭伊達政宗、推して参る…!」 「耳を澄ませろ!オレの心臓はここだぜ!」 「くじけそうになった時は夢を思い出せ。デカイ夢だ。そうすりゃ…必ず勝てる」 「オレは死を恐れねえ…。だが死のうと思った事は一度もねえ」 「オレは死にゆく部下を見捨てるような、そんな無責任な大将になる気はねえッ!」 + 戦国BASARA BH 戦国BASARA BH 「独眼竜伊達政宗、すべて等しい世を作ると誓う!」 「竜は天に帰るもの…ってな」 + 戦国BASARA3、宴 戦国BASARA3、宴 「地に墜ちた? No、降りてきたのさ」 「そうだ…後悔はもう要らねえ」 「簡単なことだ。つまずいた石を乗り越え、頂まで上りゃいい」 「オレはオレの目を信じている…それだけだ」 「Dead or death、好きなほうを選びな」 ◆原作ルート(JEの内容に掠っているルートのあらすじ) 小田原の役で豊臣方の石田三成に大敗した奥州の伊達政宗は、逃げるような帰還と奥州の弱体化を余儀なくされた。 三成に対し激しい怒りを抱える政宗だったが、まずは乱れた奥州を治め国力をつけなければ、徳川と並び立つ二大勢力と なった石田軍には到底敵わない。 そこで政宗は、奥州平定の後三成と決着をつけるため進軍を開始した。 + 小田原の役:オープニング(第一話) 小田原の役:オープニング(第一話) 小田原から離れた地で起こった伊達軍と石田軍の戦いは、終焉を迎えようとしていた。 三成に刀を弾き飛ばされ間合いを取った政宗は、傷つきふらつく身体をなんとか支えて、三成と対峙した。 周囲には伊達軍兵士達が倒れ、副将の片倉小十郎も、意識はあるものの立ち上がることすら出来ない状態になっていた。 ゆっくりと歩を詰めてくる三成に、政宗は攻撃を仕掛けた。しかし、三成の鋭い斬撃をくらって宙を飛び、地面に叩き つけられた。自軍を壊滅させられ、完膚なきまでに叩きのめされた政宗は、倒れ伏したまま悔しさに歯を食いしばった。 + 真田幸村戦(第四話、第五話) 真田幸村戦(第四話、第五話) 徳川家康に会うため軍を進める政宗は、真田幸村の守る上田城を通過することになった。 政宗は三成へのリベンジを当面の目標としていたため、その時も、幸村との決着は今ではない、熱血には乗るなと言って いたが、軽く通過するつもりだった幸村のもとに三成がいたこと、三成が自分をまったく覚えていないこと、そして最大の 好敵手である幸村が最大の敵である三成の肩を持ち、国を挙げて刃を向けてきたことに激昂してしまう。 我を忘れるほどの怒りに囚われた政宗は、幸村との勝負に勝ちとどめを刺そうとするが、それを身を呈して制止したのは 腹心の片倉小十郎だった。 政宗は主を想う小十郎の真摯な言葉で冷静さを取り戻し、激しい怒りに振り回された自分に悔しさを感じながら、上田城を 後にした。 政宗「どけ、真田・・・ッ!」 幸村「退かぬ・・・!上田城にて我が盟友を傷つける行為・・・。この幸村、断じて認めるわけにはゆかぬッ!」 政宗「そうかい・・・なら、アンタから先に・・・」 「ケリをつけさせてもらうぜ・・・!」 小十郎「そこまでです、政宗様・・・ッ」 政宗 「離せ・・・小十郎・・・」 小十郎「なりませぬ・・・勝負はつきました」 政宗 「まだだ・・・この刃は石田に届いちゃいねえ・・・」 小十郎「怒りを覚えた時こそ冷静になれ・・・。そう申し上げたはずです。ここで真田を討ち、あなたは後悔召されぬか」 政宗 「オレの命令が聞けねえのかッ!」 小十郎「この小十郎は、あの日の誓いに生きている!二度とあなたに後悔をさせぬという誓いに!それが叶わぬとあらば、 この命、今ここで、あなたに差し上げましょう!」 幸村「貴殿は・・・石田殿を目指すのか・・・?」 政宗「ああ、そのつもりだ」 幸村「この幸村も・・・打倒徳川を目指し、足掻いている。夢の中でさえ、もがき苦しみながら。その先に・・・政宗殿、貴殿 との勝負が待ち受けると信じて・・・!」 政宗「アンタの言う通りだ・・・真田幸村」 + 徳川家康戦(第五話、第六話) 徳川家康戦(第五話、第六話) 幸村が打倒徳川を目指し、家康と戦うために石田と手を組んだと知った政宗は、自身も三成と戦うために徳川との同盟を決意 する。 家康も以前から伊達に同盟を打診しており、訪れた政宗を歓迎した。 政宗は同盟には条件があると家康に切り出し、強大な勢力となった徳川との対等な立場を要求するが、家康の答えはもとから そのつもりだった。お前は違うつもりだったのか?であった。 すべてが大きくなった家康と今の自分との差を認めた政宗は、いつかアンタを追い抜いてみせると言い、決戦の地・関が原に 向けて進軍した。 政宗「全力でいくぜ、家康!アンタをねじ伏せ、対等を証明する!」 家康「独眼竜、何がお前を決意させた?」 政宗「強いて言えば・・・負け戦、だな」 「そして・・・ライバルと、オレの右目の存在だ」 家康「それは、真田と・・・片倉殿のことだな?」 「独眼竜、それは絆だ。ワシには、お前に繋がる絆が見える」 + 石田三成戦:関ヶ原最終ステージ(第十一話) 石田三成戦:関ヶ原最終ステージ(第十一話) 家康と同盟した政宗は、関が原で三成と決着の時を迎えた。 政宗は、負け戦に気を取られ三成を目指した時点で自分が負けていたと自覚し、そのつまずいた石を乗り越え頂まで上ればいいと 意思を固め、三成の前に立った。 上田城での出来事をなんとなく覚えていた三成は、政宗をなんとなく見知っていて、政宗が小田原でアンタに負けた男だと言った ことでなんとなく思い出したが、やはりどうでもいいという態度でまた負けにきたのかと言った。 政宗はそんな三成をさらりとかわし、ここに来たのはリベンジではなくただの通過点だと言った。そして、刀を握って刃を下に向け 地面を指した。Go to hell!・・・OK?という政宗の不敵な様子に苛立った三成は、殺されたいというのなら二度とその嘴を 開けぬようにしてやる、と言った。 政宗は、やってみせろと言い、六爪を抜いた。 やがて決着がつき、傷を負って膝をついたのは三成だった。 刀を杖にしてなんとか立ち上がり、傷を押さえて苦しい足取りで歩き去って行く三成を、政宗は静かに見送った。 三成「貴様は、いつかの・・・」 政宗「小田原で、アンタに負けた男だ」 三成「ああ・・・貴様がそうだったのか。・・・それでどうした、もう一度負けにきたのか」 政宗「いいさ・・・好きなだけ言いな。オレがここに来た理由はリベンジなんかじゃねえ」 「アンタはただの通過点、その宣言だ。つまり・・・」 「Go to hell!・・・OK?」 三成「貴様の空言など知るか。だが、殺されたいというのなら、二度とその嘴を開けぬようにしてやる」 政宗「面白くなってきたじゃねえか・・・。やってみせろよ、石田三成・・・ッ!」 三成「私の目的は家康の首だ!貴様など道端の野草に過ぎない!」 政宗「上等だ、雑草同士ってのも面白え!」 三成「たかが一度私に負けた、それが何だ!私はあの日、永遠の敗北を味わった!」 政宗「負けの中であんたは何をした!恨んだか?!憎んだか!?」 三成「噤め!貴様に何が分かる!」 政宗「分かりゃしねえ、ただ気付いたかどうか、その程度の差だ」 三成「消え失せろ、私が奴へと着く為に!」 三成「貴様などに・・・・・・負けていられるか・・・・・・」 「なぜなら私は・・・・・・家康・・・・・・」「秀吉様・・・・・・」 小十郎「・・・許したのでございますか?」 政宗 「許す・・・?フッ、オレはそこまで偉くはねえ」 「あいつの目は見たことがある・・・あれは・・・」 小十郎「はっ・・・あなたに似ておりましょう」 政宗 「地獄ってのは、死んでから行く場所でもねえ。そこから這い上がってこれるかは、運か、それとも・・・」 小十郎「政宗様?」 政宗 「Ha、らしくねえな」「小十郎!ひきあげるぜ!」 + 真田幸村戦:大阪夏の陣・最終ステージ(第十二話) 真田幸村戦:大阪夏の陣・最終ステージ(第十二話) 電光石火の大阪攻めで石田軍を撃破した伊達軍は、天下統一に向けた進軍を開始した。 次々に平定を進める政宗は、幸村もまた立ち直り、以前の様子を取り戻して進軍していることを知った。 そして幸村が家康を破ったという報告を受けると、最後の仕上げだと言って、幸村との決戦に出向いた。 敗北し弱体化したという同じ苦境を経て、挫折を乗り越え立ち上がった二人は、全力で最後の勝負を戦った。 幸村「これは誰が為でもなく己のため!政宗殿、最後の勝負といざ参らんッ!」 政宗「カモン!見せてみな!一国の主の力ってヤツを!」 政宗「思えば、アンタも負け、オレも負け・・・。よく似た境遇にあったわけだ」 幸村「同じ境遇にあろうとも、進む道は別・・・。だが、結局は互いにここにたどり着く・・・!」 政宗「アンタ、何をつかんだ」 幸村「「自分にかえれ」、と。・・・貴殿は」 政宗「フッ・・・それは・・・」 「教えるワケにはいかねえな!」 幸村「ならば!」 「刃を交わして理解するのみ!」 幸村「自分に返れ、そして貴殿との戦いを望む!」 政宗「OK!分かりやすくて結構な答えだ!」 幸村「苦難にあえいだ幾夜、底の日々!貴殿との宿縁をも忘れかけた!」 「しかし今、水底を抜け!悔いることなく貴殿にあい見えたり!」 政宗「いいじゃねえか、真田幸村!悔いてもらっちゃこっちが困るぜ!」 幸村「政宗殿、そなたが得た答えとはもしや・・・」 政宗「さあな、オレを倒して確かめてみな!」 政宗「こいつは引き分けだな・・・真田幸村、勝負は次の機会にお預けだ」 幸村「政宗殿?」 政宗「じゃあな」 小十郎「政宗様・・・この小十郎の目は冴えております。・・・・・・・・・何故に?」 政宗「分かってねえな、小十郎。これから新しい時代が来るって時に、楽しみを減らしてどうする?」 小十郎「フッ・・・なるほど、確かに」 政宗「そういうことだ」 「真田幸村・・・・・・次を楽しみにしているぜ」 (以下キャラ理念や信念、キャラ乖離の詳しい記述等を記述) 上へ 一つ前のページにもどる
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西海の鬼と恐れられ、四国の海をまとめ上げる風雲児。 非常に豪気で面倒見のいい性格で、部下達からアニキと呼ばれ熱烈に慕われている。 そんな部下達を何よりも大切に思い、共に天下を目指す。 南蛮のカラクリ技術を戦力として取り入れるなど柔軟な考えを持つが、大型のカラクリ兵器の為に国が傾くほどの金を費やすなど、やや豪快すぎる所がある。 ◆台詞集 + 戦国BASARA 戦国BASARA + 戦国BASARA2、外伝 戦国BASARA2、外伝 + 戦国BASARA BH 戦国BASARA BH + 戦国BASARA3、宴 戦国BASARA3、宴 ◆原作ルート(JEの内容に掠っているルートのあらすじ) 四国を治める長曾我部元親は、世の情勢に流されることをよしとしない己の気質を貫き、海へと繰り出す日々を送っていた。 しかし旅から帰ってきたとき、元親が目にしたものは、焦土と化した浜辺と全滅した部下達だった。何者かが奇襲を仕掛け、 四国を壊滅状態に追い込んでいたのである。 惨状の中で元親は落ちている旗を見つけた。かつて友情を育んだ徳川軍の旗だった。 平和な世を作ろうと、固い約束を交わしたはずの徳川家康の仕打ちに、元親は、怒りと絶望を隠すことが出来なかった。 + 毛利元就戦(第五話) 毛利元就戦(第五話) 家康に対して悲しみと憤りを抱えた元親のもとに、毛利元就から書状が届いた。我が地も徳川の奇襲を受けた、瀬戸海を 守る者としてこの暴挙を許してはおけない、対徳川に向けて一時停戦を提案するという内容だった。 元就の真意をはかりかねた元親は、元就に話を聞くため安芸に向かった。そしてお互いの状況を話し合い、今は争いの時 ではない、小競り合いでの消耗など愚か者の証よと言う元就に同意して、一時停戦を受け入れた。 今の自分では家康に対して打つ手が無いと言う元親に、元就は、もしこれが我ならばまず疲弊した国力を戻し、次に石田軍 と手を結ぶと言った。元親は、頭が切れるっていうのは便利だなと元就に言い、元就の案を採用することにした。 + 黒田官兵衛戦(第五話) 黒田官兵衛戦(第五話) 家康と戦うため勢力を伸ばそうする元親は、黒田官兵衛に会いに行った。 官兵衛は元親の来訪にとても驚き、妙に不自然なぎこちない態度で訪ねて来た理由を聞いた。元親は、豊臣勢だったのは 気に入らないが家康を倒すためならこの際いとわないと、官兵衛に協力を頼んだ。官兵衛は、やはり妙に不自然でぎこち ない態度のまま、考えさせてくれと言った。 + 島津義弘戦(第五話) 島津義弘戦(第五話) 官兵衛に会った元親は、次に島津義弘に会いに行った。 島津は、元親が石田三成と手を組もうとしているのを見抜いた。 元親が家康を倒し野郎共の仇をとると言うと、島津は、立ち向かうのは良いが、恨みを抱くのは決して良くないと言った。 部下を失った悲しみから怒りに火のついた元親は、強い奴と戦えればいいだけのあんたに、俺の気持ちが分かるのか?と 言った。 + 石田三成戦(第三話) 石田三成戦(第三話) 大阪城に着いた元親は、石田三成に話があると切り出した。しかし三成は、秀吉様の敵だった貴様は私にとっても敵だと言って、 はじめは取り合わなかった。そして、元親が家康を倒すことを望んでいると知ると、家康を殺すのは私だと言って対立した。 互いの言い分を言い合った末、元親は、自分と三成の思いは同じだと判断し、西軍に入った。 元親「そう来ると思っていたぜ・・・。だったらあんたに、この俺の心を分からせてやろうじゃねえか!」 三成「心だと?それがあるだけまだマシだ。私の心は死んだのだ!」 元親「それなら、あんたはなぜ怒っているんだ」 「心が生きてりゃ怒りもいだく!あんた、誰よりも生きてるじゃねえか!」 「不幸なのは、死んでいった野郎共だ!覚悟のねえ死は不幸でしかねえ!」 三成「黙れ!貴様の不幸論など聞きたくもない!」 「秀吉様を失う以上の悲しみなど無い!私に比べれば、貴様など軽いものだ!」 元親「なるほど、あんたにも相応の理由アリ、か」 「だが、悲しみに重いも軽いもねえんだよ!」 元親「あんたのことは・・・よくわかった・・・。あんたも・・・辛い目にあったんだな」 三成「うるさい・・・!知ったような口をきくな・・・!」 元親「あんたと俺の思いは同じだ・・・。西軍に入れさせてもらうぜ」 三成「貴様の好きにしろ・・・だが、一度誓ったからには私を裏切るな・・・!」 元親「ああ、約束する。あんたを怒らせるようなことはしねえ」 三成「絶対だな・・・!」 元親「絶対だ」 三成「・・・?どうした?」 元親「いつだったか・・・こんな風に、誰かと我を張り合った気がするな・・・」「今はもう、昔の話だ」 三成「貴様の昔話など知るものか」 + 雑賀孫市戦(第三話) 雑賀孫市戦(第三話) 元親は、毛利元就からの書状を怪しみ元就のところへは行かなかった。その代わり、家康を倒す火力を仕入れるため旧知の 雑賀孫市のもとへ向かった。 家康に対する憤りも露わに、騒々しいほどの勢いで乗り込んできた元親を、孫市は、苦笑しながらも受け入れた。そして、 頭に血の上っている元親を好きなだけ暴れさせてやった。 やがて元親が憤るのに疲れてきた頃、孫市は、元親に情報を集めろと助言し、自分たちも情報を集めることで協力すると 言った。 + 徳川家康戦(第七話) 徳川家康戦(第七話) 徳川と同盟した伊達政宗から、家康は騙し討ちできるような人間じゃない、自分の目で確かめてみろと言われた元親は、 家康に直接会うことを決意した。 再会をとても喜ぶ家康に、元親は、怒りを抑え冷静であろうと努力しながら、四国壊滅の話をした。 身に覚えの無い家康は、それは自分の指示ではない、誓って本当だと元親に言った。家康の気性をよく知る元親は、家康が 嘘を言っていないと判断し、家康を信じた。 そこに孫市が現れ、四国壊滅の首謀者は、石田、大谷、毛利だと告げた。 家康「本当だ、元親。それはワシの指示ではない」 元親「本当か?お前の名誉に誓えるか?」 家康「ワシの名誉などどうでもいい。友のお前に誓って、本当だ」 元親「そうだったな・・・お前はそういう奴だった・・・」「じゃあ、一体・・・・・・」 家康「誰が・・・・・・?」 孫市「どうやら間に合ったようだな」 元親「サヤカ!」 家康「孫市?」 孫市「調べはついたぞ」「生きていて何よりだな、徳川。この男は見かけによらず、怒ったら手に負えない」 元親「んなこたどうでもいい!それで?!」 孫市「四国攻めを徳川の仕業に見せかけ、お前と戦わせるよう仕向けたのは・・・石田と大谷、そして毛利元就だ」 + 石田三成戦(第七話) 石田三成戦(第七話) 石田三成は、大谷吉継が裏で毛利元就と共謀し、四国を壊滅させたことを知らなかった。 知らないまま加担していたことを知った三成は、自分の刀を元親に投げると、私を好きにしろ、貴様にはその権利があると 言った。 元親は、勢いよく三成に切りつけたが寸前で止め、殺すことはしなかった。 元親「四国を襲ったのは家康じゃねえ。毛利・・・そして大谷だ!」 三成「貴様・・・いい加減なことを抜かすんじゃないッ!」 元親「嘘じゃねぇ。俺と家康を戦わせるよう仕向けたんだ」 三成「まさか・・・卑怯な真似はしないと言っていた筈・・・」「私は・・・刑部には好きにさせていたのだ・・・」 元親「あんたの信用を利用していた・・・って事かもな」 三成「私は裏切りを最も憎む・・・。裏切り者には死あるのみだ・・・」 元親「石田・・・」 三成「だが・・・!いつのまにか私の手まで。裏切りに染まっていたとは思わなかった・・・!」「長曾我部元親・・・ 私を好きにしろ。貴様には、その権利がある」 元親「あんた、真っ直ぐだな。真っ直ぐすぎて、融通が利かなくて・・・おかげで嫌われちまうのもよく分かるぜ」 三成「いまさら甘言などいるか!殺せ!」 元親「・・・これであんたは死んだ」「よし、それじゃあ行くぜ」 三成「?どういうつもりだ?」 元親「俺はあんたみてえな奴は嫌いじゃねえなァ。馬鹿正直で、進んで損する人間だ」 三成「長曾我部?」 元親「ぼやぼやしてると置いてくぜ。あんたにゃ、野郎共の分まで生きてもらう」 + 毛利元就戦:厳島・最終ステージ(第十一話) 毛利元就戦:厳島・最終ステージ(第十一話) 大阪城に行き刑部を倒して三成を戒めた元親は、この茶番を終わらせるため元就のもとへ向かった。 元親は、憎しみは目を曇らせる、人生が狂う前に気付いて良かったとふと思い、言いたい事はもう決めている、さっさと 済ませておさらばするか!と吹っ切れて笑った。そして元就と対峙した。 冷たく見下す元就の言葉を穏やかにかわし、元親は、自分の決意と意思を元就に宣言した。それは元就を動揺させ、元就の 怒りに火をつける言葉となった。 激昂した元就と交戦した元親は、元就を倒し、部下達の仇をすべて取った。 元親「俺の言いたい事は分かるな、毛利・・・」 元就「言わずともな・・・全ては愚かな貴様が悪いのよ」 元親「ああ、俺もそう思うぜ。だがな・・・」 「あんたを倒して、野郎共の墓に報告して、あんたの部下も面倒見て・・・それっきりだ。あんたのことは、きれいさっぱり忘れるさ」 元就「なに・・・?」 元親「陳腐な話だが・・・ここに来るまでに、いろんな奴に助けられた。それで目を覚ましてね」 元就「つまらぬ戯言を・・・」 元親「それでもいいさ」 「死んだ野郎共を、俺は決して忘れねえ。俺が死んでも、あいつらは俺を覚えている。だが・・・あんたが死んだ後、あんたを思い出す 奴は一人もいねえ!」 元就「なん・・・だと?」 元親「どんな策を使っても、あんたはそれしか手に入れられなかった!それがあんたの生き方だ!孤独の魂だ!孤独ってのは、死んだ 後も続くんだ!毛利元就、永遠の孤独の底で、泣いて後悔しやがれ!」 元就「貴様・・・我を、そのように言うか・・・ッ!」 元就「我は何一つ誤っておらぬ!策も、我が人生の道行きも、全て!」 元親「そうだろうな。ただそれが、どこまでも虚しいってだけだ!」「あんたの顔も見納めだな」 元就「黙れ!貴様が我を語るなど許さぬ!」 元親「思えばあんたとも長い付き合いだったな」 元就「それがどうした!死門をくぐる前の昔語りか!」 元親「そんな縁も今日で終わりだ!俺の進む未来に、あんたの影は欠片もねえ!」 元就「許さぬ・・・許さぬぞ長曾我部!貴様は我が手で葬る以外無し!」 (以下キャラ理念や信念、キャラ乖離の詳しい記述等を記述) 上へ 一つ前のページにもどる
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スタイリッシュポイントとは BASARAゲージ増加量にかかる倍率のこと。 特定の行動をする事で増加し、このポイントが100%に達すると、BASARAゲージ横の一撃ゲージ(丸い部分)が点灯し、一撃BASARA技発動準備が可能になる。 スタイリッシュポイント獲得行動一覧 分類 表示 獲得SP 回数制限 条件 プレイヤー FIRST HIT +5% 1度のみ ファーストヒット時(1Por2Pどちらか一方のみ) BOUNCE DOWN +10% 1度のみ 吹き飛ばし攻撃ヒット時 THROW SUCCESS +5% 1度のみ 投げ成功時 AERIAL HIT +10% 1度のみ エリアル攻撃ヒット時 PROVOCATION P +5% 1度のみ 残り体力2割以下、もしくは自分の残り体力が相手の半分以下のときに挑発する なし +2% 必殺技がカウンターヒットした時 BASARA HIT +5% 1度のみ BASARA技がヒットした時 JUST DEFENCE +1% ジャストディフェンス成功時 STYLISH KO! +5% BASARA技でKOした時 ICHIGEKI AVOID +10% 1度のみ 一撃BASARA技を回避した時 HP REVERSAL +10% 自キャラの体力が2割以下、相手の体力が8割以上の状況から逆転KO、もしくはダブルKOただし、負け側が50%以上体力を回復した場合は無効となる STAND ATK HIT +8% 立ち通常技が全てヒット(チェーンコンボ途中ではなく、初段でヒットさせる) CROUCH ATK HIT +8% しゃがみ通常技が全てヒット(チェーンコンボ途中ではなく、初段でヒットさせる) JUMP ATK HIT +8% ジャンプ通常技が全てヒット(チェーンコンボ途中ではなく、初段でヒットさせる) JUST PG +1.5% ジャストパーフェクトガードを成功させる なし +2% 相殺時(1P2P両方に入る) AVOID BACKSTEP +3% 近距離時に相手の攻撃をバックステップでかわす一番近い相手を基準(援軍が近くにいたら援軍を基準)正確にはバックステップ動作中に相手の攻撃判定が出た際攻撃が空振る間合いにいること(誤差は判定の先端から80ドット程度まで) GUARD KEEPER +3% ガードし続ける(一度ガードしてから10秒間相手からダメージを受けない) なし +5% 攻撃をヒットさせて体力をゼロにした場合の増加量(総計)相手に攻撃をヒットさせるごとにこの5%中から少しSPが得られる なし +15% ダメージで体力がゼロになった場合の増加量(総計)相手からダメージを受けるごとにこの15%中から少しSPが得られる 援軍 EN REQUEST +10% 1度のみ 援軍を要請する EN APPEAR +10% 1度のみ 援軍が戦場に到着する BRAVE +10% 1度のみ 手出し無用宣言をする EN FIRST HIT +10% 1度のみ 援軍キャラでファーストヒット(1Por2Pどちらか一方のみ)最初に援軍を当てた方に入る(本体のファーストヒットとは別扱い) EN COUNTER HIT +5% 1度のみ 援軍の攻撃をカウンターヒットさせる COUNTER SUCCESS +7% 援軍カウンター成功時 EN HIT CANCEL +1% 援軍ヒットキャンセルを出す EN BOUNCE DOWN HIT +5% 1度のみ 吹き飛ばし攻撃を当て、壁に跳ねる前に援軍攻撃をヒットさせる壁貼り付けではなく、壁バウンド時のみ EN AERIAL +5% 1度のみ エリアル中に援軍攻撃をヒットさせる(援軍エリアルアタックをヒットさせる) BLOCK SUCCESS +5% 援軍ブロック成功時 EN BASARA +5% 1度のみ 援軍アシストがヒットした時 LOW LV EN REQ +10% 1度のみ レベル30以下の援軍を要請した時 なし +20%(特殊) 援軍が戦場に到着してとどまっているだけで20%増加(この20%は特殊で一撃ゲージには反映されないが、BASARAゲージの増加率には影響を与える)
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【謙信基本】 基本台詞(謙信2外伝) 汎用(謙信2外伝) ギャラリー(謙信2外伝) 【謙信プレイヤー側】 合戦開始(謙信2外伝) 【vs謙信】 プレイヤー→敵謙信(2外伝) 【かすが基本】 基本台詞(かすが2外伝) 汎用(かすが2外伝) ギャラリー(かすが2外伝) 【かすがプレイヤー側】 合戦開始(かすが2外伝) 【vsかすが】 プレイヤー→敵かすが(2外伝) 【vs上杉軍】 合戦開始(vs上杉軍)(2外伝) 合戦中(2外伝) 続直江兼続の全て ストーリーモード(2外伝)
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雑賀孫市 采配のゆくえ采配のゆくえ 設定資料集 先見の目 作品データベース 佐竹義重 真田信之 真田昌幸 真田幸村真田幸村伝 ザビーザビー教 差別化 猿飛佐助 雑賀孫市 戦国時代の人物。戦国BASARA3にプレイヤー武将として登場。 史実では、紀伊国の土豪であり、鉄砲傭兵集団・雑賀衆の頭領として知られている。 雑賀衆の鉄砲の技術は高度で、石山合戦などで織田信長に大いに苦杯を嘗めさせた。 「雑賀孫市」の名は襲名による名乗り、あるいは雑賀(鈴木)家の通し名であり、 複数の人間が孫市を名乗っていることが確認されるため、その実態は不明瞭である。 戦国BASARA3では、火器を自在に操る女傑として登場。 その装束はFF13の女主人公ライトニング、およびFF10の女主人公ユウナに酷似。 容貌が映画版バイオハザードの女主人公・アリス(ミラ=ジョヴォヴィッチ)に似ているのは スタッフが意図的に製作したものであるという(小林氏のトークイベントによる)。 一人称が一族を代表する複数形であることや、男まさりの性格、同性に慕われる点などは、 戦国無双シリーズの立花誾千代を意識、もといパクったのではないだろうか。 一般的には雑賀孫市といえば男性が連想されるが、なぜ女性として登場させたかについて、 BASARAスタッフは朝鮮の記録に「沙也可(さやか)」という雑賀衆が載っていることから、 朝鮮に渡ったというこの沙也可という女性をモデルにしたと公言している(*1)。 実際、ゲーム中では、長曾我部元親が孫市に対して「さやか」と呼びかけるシーンがある(*2)。 だが、沙也可が単に「サイカ」、つまりは雑賀の訛りで女性の個人名ではない(*3)というのが、 通説なのを踏まえると、BASARAスタッフの調査の不徹底振りを自ら露呈した形となってしまっている。 付記 戦国BASARA3のストーリーでは、前田慶次と雑賀孫市が親密な関係になる。 史実の前田慶次と雑賀孫市が特に親しい交流を持っていたという記録は残っていない。 BASARA最大のパクリ元である戦国無双シリーズが、 初代から一貫して前田慶次と雑賀孫市の友情を描いてきたことを考えると、 慶次と孫市という二人の武将の関係性が無双シリーズの存在なしに創作されることは、 まずありえないのではないだろうか。 采配のゆくえ 2008年にコーエーから発売されたDS用ADVゲームソフト。 主人公・石田三成を操作して関ヶ原で西軍を勝利に導くゲームだが、 キャラクターデザインや演出方法がカプコンの『逆転裁判』シリーズに酷似していることが話題になった。 BASARAファンからは「コーエーだってカプコンをぱくった!」と、アンチに対する反論に度々持ち出される。(*4) しかし、似ているのは演出方法などの表層的な問題だけであり、 それ以外はコーエーお得意の歴ゲーとして独自の世界観(合戦アドベンチャー)を確立させている。 加えて、演出は意図的に「酷似」させられており、本ゲーム自体がコーエーのカプコンに対する皮肉と見る声もある(*5)。 ボリューム不足が難点だが、キャラクター、シナリオ、システム、BGMなどの完成度が高い良ゲーという声が多い。 どっかのパクリゲー(笑)とは大違いである。 采配のゆくえ 設定資料集 上記作品の公式設定資料集。 本作の作成に当たってはゲーマガ・B s-LOGの両誌が協力しているため、 コーエーゲーの著作としては珍しくコーエー出版部の作品ではない。 内容は、イラスト集、各キャラの設定や草稿、スタッフ座談会やアンケートの結果発表など、資料集らしく多岐に亘る。 なお、本作のアンケートでは、上記ゲームの熱心なファンは女性層が多数派であることが明らかになっており、 現代の西軍・三成ファンの層の動向がどの辺りにあるかが窺えて興味深い。 さて、一見Bとは無縁に見える本著であるが、問題はその内容である。 結論から言うと、B3の開発に際し、本著の内容が剽窃された可能性が極めて高いのである。 以下、疑惑の根拠を列挙すると、 1.采配お勝の方とB鶴姫との類似性 ボブカットにミニスカートという容姿が似ているだけでなく、お勝の方の頁では、 戦国時代に実際に戦った女性として「大三島の鶴姫」の名が頁下コラムで挙げられている。 希望声優ランキングに、後発のB鶴姫役の小清水亜美女史の名も挙がっていることも指摘できる。 2.小早川秀秋の声優 采配秀秋の希望声優ランキングに福山潤氏の名前が挙がっているが、これは後発のB3秀秋と一致する。 あえて一位の宮田幸季氏にしなかったところが余計に悪質に思われる。 3.采配細川忠興とB石田三成の類似性 共に、後頭部に跳ね上がった頭髪、銀を主体とした具足、妄執的な復讐者という共通点が存在する。 特に采配忠興は、キャラ設定に複数案が有ったことが公開されているため、 東西両軍の所属を入れ替えただけにすら見える。 4.石田三成の声優 采配三成の希望声優ランキングでは、関智一氏が二位にランクインしている。 なお、一位が事前予想通りに無双三成役の竹本英史氏=無双からの続投希望であることを考えると、 関氏は事実上の一位選出と言える内容であり、なおかつ後発のB3三成と一致する人選である。 もちろん、同じ関ヶ原の合戦を題材としている以上、両作品の設定の重複は免れ得ない。 そして、読者の人気投票の対象になり易い有名声優の数は限られているのもまた現実である。 両者を勘案すると、その意味で、両作品が接近するのはある種の必然ではあるのだが……。 一方、これを「濡れ衣」や「あらぬ疑い」と斬って捨てるにはBが前科を作り過ぎているのもまた確かである。 先見の目 「さきみのめ」と読む。 戦国BASARA3に参戦することになった巫女・鶴姫の持つ謎の能力であり、ある種の予知能力。 世間一般で言われる「先見の明(せんけんのめい)」とは違うらしい。 作品データベース あらゆる著作物の評価が書けるフリーのPC・携帯サイト。 アドレスはこちら→http //www.accessup.org/anime/ 当該サイトにはBの評価も載っているが何故か殆どが高く評価されている。 対照的にパクリ元である無双には低評価された作品も存在する。 佐竹義重 安土桃山時代の武将。戦国BASARA3に地方領主として登場する。 史実では常陸の戦国大名。「鬼義重」「坂東太郎」の異名をとる名将であり、佐竹氏の全盛期を築いた。 北条氏と関東の覇権をめぐって争い、人取橋の戦いでは伊達政宗を大いに苦しめた。 戦国BASARA3では、窪田城を本拠地とする実直な地方領主として描かれる。 公式サイトで紹介されている台詞は「手加減はできません。拙者、不器用ですから…」 彼の配下は実直佐竹塾によって鍛えられ、屈強で不器用な巨漢兵が揃っている。 だが、史実の佐竹義重に塾や学校に関する逸話はなく、実直佐竹塾の元ネタは不明。 敢えて言うなら下野国にあった足利学校であるが、足利学校と佐竹氏はまったくの無関係である。 「拙者、不器用ですから」の元ネタは俳優の高倉健(「自分、不器用ですから」)。 佐竹義重の名を冠する意味が皆無なキャラクターであることが窺えよう。 そして、関ヶ原が舞台なら息子の義宣(*6)のほうが相応しいはずである。 真田信之 戦国時代の武将・大名。本来の諱は信幸。 史実においては信濃の大名・真田昌幸の嫡子であり、真田信繁(幸村)の実兄に当たる人物。 天目山の戦いで武田家が滅亡した後、武田家傘下の大小土豪は独立を余儀なくされ、 その中には北信濃の真田家もあった。 信之・幸村兄弟の父である謀将・昌幸は、真田家の存続のために群雄間を渡り歩くこととなり、 兄弟もその武勇と軍略で父を助けた。 第一次上田合戦などで多くの武功を挙げ、真田と徳川との和議の後、両家の間には政略結婚の舞台が設けられ、 この時、徳川の重鎮・本多忠勝の実の娘で家康の養女となった小松殿(*7)を、自身の正室に迎えた。 その後、真田家は豊臣政権に服し、信之自身も統一の最終戦である小田原征伐に参戦している。 関ヶ原の合戦が勃発するや、この政略結婚もあって信之は父や弟とは袂を分かち(所謂「犬伏の別れ」)、 東軍の将としてこの決戦に臨み、第二次上田合戦では徳川秀忠率いる東軍別働隊に参加。 ただし、この別離はあくまで御家存続のための策であり、戦後、信之・小松夫妻や信之の岳父・本多忠勝は、 真田親子の助命嘆願に奔走している。 これが功を奏し、真田親子は九度山への蟄居処分が下った。 なお、困窮する真田親子への物心両面の支援を夫妻は欠かさなかったという。 後、幸村は九度山を脱出し、大坂城へ入ったため、大坂の陣で再び真田宗家は弟とは対立することとなる。 そして、この合戦で幸村が討死した後も、彼の戦いはなお終わることはなかった。 幸村の活躍故に真田家への幕府の警戒は決して緩まることはなかっただけでなく、 真田家内部ではお家騒動が続いた他、彼の良き支えであった小松殿にも先立たれてしまうなど、苦労は続いた。 最終的には、幼少の大名の後見役を果たしつつ、実に百歳近い長寿を全うした。 父や弟の武名は後世名高いが、彼の武功や事跡もまた、決してそれに劣るところは無い。 むしろ、父や弟の武名が残ったのも、彼が真田の当主としての責務を全うしたが故であると言えよう。 また、人格者としても知られ、多くの逸話から彼の寛大な度量が現代にも伝わっている。 Bには未登場であるが、教科書たる戦国無双シリーズでは最新作4の新規登場組の代表格として登場。 作中でも、事実上同作の主人公として多くの活躍の機会が与えられ、専用の最終戦すら用意されるという厚遇であった。 性能的にも言動面でも好感が持てる内容であり、事実、同作の公式人気投票では最上位に食い込む高評価を得た。 担当声優にも、女性層に人気の高い小野大輔氏が選ばれており、その意味でも話題を呼んだ。 これに対し、当然ながらB厨は反応を示したわけであるが、その内容は支離滅裂にも程のある内容であった。 最初のころは、この信之自身がB幸村に似ているという妄言が頻発した。 だが、4の発売後、無双信之の人となりなどが明らかになるにつれ、そこには新たなる妄言が付加されることとなった。 何と、「無双信之はB幸村の兄」と設定するというものであり、作品の壁を越えた人物乗っ取り宣言に他ならない。 まさしく、他に例を見ない暴挙である。 B4周辺の展開では、B三成の公式による異常贔屓が顕在化し、B幸村の不遇化が進展していたという背景もある。 とはいえ、このような暴挙に出ることは、流石のアンチ層にすら読みかねる内容ではあった。 無双の登場武将を己の欲望のために利用することを何ら恥じないB厨・腐の外道極まる動きを、 初登場の時点で体現してしまったことには、あまりにも悲惨な話であると言えよう。 付記 上記の通り、無双信之が各所で人気や評価が高まるにつれ、B公式がこの人選をパクってくるであろうことは、 各所で既に予測されていた。 案の定、B幸村伝で登場したわけであるが、その内容は惨憺たる代物であった。 以下に列挙すると、 得物が梯子槍と言う名の謎得物であり、武器と言うよりアンテナや魚の骨のような不格好さ。 骨格や筋肉といった全身のアンバランスさ。これは、B秀吉のアクションを流用するためとの見解がある。 そして、決定的な要素が、 「謎の」白髪とツインテール であろう。 上記の無双信之は、些か物議を醸した白銀の頭髪が印象的な青年として造形されており、 これが実弟の無双幸村と対を成すものであることは明らかであった。 その意味では、B幸村が無双幸村の表層をなぞっただけの造形から脱していない以上、 無双信之とB信之の姿が酷似するのは、ある意味では当然の帰結であるのかもしれない。 だが、これがクリエイターとしての矜持どころか基本的資質すら疑わせるものであることは論を俟たない。 散々虚仮にしてきた大河ドラマへのすり寄りと言い、B公式の醜行は筆舌に尽くし難い域にあると言えよう。 或いは、人気キャラに対するある種のサジェスト汚染を狙った卑劣な遣り口なのであろうか? 真田昌幸 戦国時代の大名。幸村の実父で信州上田城主。 父は武田信玄が大敗を喫した戸石城(所謂「戸石崩れ」)を謀略で攻略したことで有名な策士・真田幸隆であり、 自身もまた武田家の参謀として活躍し、その器量は信玄からも高く評価された。 武田家の滅亡後は独立し、「表裏比興」と称された謀略で強豪大名間の綱渡りに成功し家名を保つ。 関ヶ原の戦いの際には西軍に属し(*8)、上田城で徳川秀忠率いる東軍主力を攪乱し足止めに成功。 このため、東軍に属した長子の信之の助命嘆願で一命こそ取り留めるが、 戦後は息子幸村ともども九度山に追放され、その地で世を去った。 Bには未登場なのだが、それには理由がふたつある。 ひとつはPC武将の肉親は出さないという決まりがスタッフの間にあり、 もうひとつはドラマCDで幸村の幼少期に昌幸が戦死していることである。 前者ではすでに前田慶次と前田利家がPCとして登場しておりまったく説得力がない。 後者は昌幸の存在を一方的に抹消しているのである(*9)。 それなのに、真田三代を町興しに掲げる上田市とコラボしているのは、 昌幸公にとっても彼のファンにとっても上田市民にとってもたいへん失礼である。 いかにBスタッフが歴史を表面しか知らないのがわかる事例である。 付記 上記の通り、本来はB世界では既に物故者であった筈の人物だが、B幸村伝では何故か新規登場武将となった。 この公式に記憶力や整合性を期待すること自体馬鹿げているのは確かだが、余りにもいい加減な創作態度である。 或いは、今まで作中にて史実の流れを公然と無視してきたこととの矛盾が、顕著に表れた場面とも言える。 内容的には、教科書で登場した固有武将(*10)版にすら劣る内容であることからして既にお察しであり、 担当するベテラン声優・大塚芳忠氏の無駄遣い以外の何物でもない。 付記2 このB昌幸の公表後、『討鬼伝2』の登場人物に彼と酷似する(担当声優も同一である)キャラクターが登場した。 同作は発売延期してなおB幸村伝より先に発売されるため、他人の空似に過ぎないが。 真田幸村 安土桃山時代に活躍した武将。戦国BASARAでは初代からPCとして登場する。 本名は信繁で、「幸村」の名は江戸時代の講談でつけられた名であるが、現在ではこちらの方が通りがいい。 史実では信濃国上田城の城主・真田昌幸の次男として誕生。祖父幸隆、父昌幸は武田家麾下の謀将として著名。 兄・信之の言葉によると、柔和で辛抱強く、物静かな人柄であったという。 父と共に上田城を舞台にした合戦で徳川の大軍を退けるなどの活躍を見せたが、 関ヶ原の戦いでは西軍についたために紀伊国九度山へ追放される。 大坂の陣では大坂方に招かれ、鉄砲射撃や用兵を巧みに用いて、徳川方を大いに苦しめた。 夏の陣では徳川家康本陣に怒濤の攻撃をしかけて家康を震え上がらせたが、やがて追い詰められて討死。 その鬼神のごとき奮戦ぶりは真田日本一の兵と称えられ、徳川政権下にあってすらその人気は衰えず、 真田十勇士と共に戦場を駆け抜ける英雄として講談などに名を残し、人々に愛された。 戦国BASARAシリーズでは、シリーズサブ主人公格として初代から登場。 素肌に赤ジャケット(*11)と六文銭の首飾りを身に付け、二本の槍を振り回す若き熱血漢として描かれるが、 この容姿はソウルシリーズに登場するキリク(*12)の模倣ではないかと指摘されている。 このことはB1の頃から散々主張されてきたが、B3の第2衣装が虎柄の服(*13)だったことや隠し武器の銘が 「熱血闘棍」だったことから可能性は高いと思われる。 意味も無く暑苦しくやかましい。「御館様!」と叫び主君と殴り合う姿からはまったく智将らしさを感じられない。(*14) 付記 戦国BASARAシリーズでは、真田幸村は「武田信玄配下の将であり弟子」という設定になっている。 活躍年代がまったく違う(*15)信玄と幸村をなぜ主従関係にしたのかという疑問について答えてくれるのは、 Bがあらゆる面で手本にし続けている戦国無双シリーズの存在であろう。 2004年2月発売の『戦国無双』では、真田幸村は武田信玄の配下として、 史実では生前の戦いである川中島の戦いや三方ヶ原の戦いに参戦している。 これは、戦国時代を舞台にした無双シリーズを製作するにあたり、スタッフの中で人気の高かった真田幸村、 および戦国の英傑として不可欠の武田信玄の両雄を同時にPCとして登場させるための苦肉の策であり、 現に『戦国無双』での真田幸村は、祖父幸隆や父昌幸を吸収した、言わば真田三代の体現ともいえる活躍をする。 一方、BASARAシリーズを手掛ける小林Pは、真田幸村についてまったく知らなかったことを公言しており、 戦国無双の設定を史実だと思い込んでそのまま流用した可能性が非常に高い。 知識を持った上で敢えて史実を捻じ曲げた設定を採るか、そうでないかの差はあまりにも大きい(*16)。 仮にも歴史創作を扱う立場にある者がかようにいい加減な態度で製作することが果たして許されるのだろうか。 なお、声優の保志総一朗氏は当役が原因で喉を潰している(*17)。 付記2 赤ジャケット、白パンツ、後ろだけ極端に長い茶髪、額に装飾、炎使い等、B幸村のキャラクター設定が、 GUILTY GEARシリーズのソル・バッドガイと酷似していることも指摘できる。 付記3 新作であるB幸村伝の主人公を題材通りに努めるが、「不死鳥」をモチーフとした新衣装は失笑ものであった。 基本的には、上着を変えただけで後は過去の衣装の使いまわしなので、余計に寒々しいのである。 さらに問題視すべきは、六文銭を十字架型に並べ替えた「家紋擬き」が使われていることであろう。 家紋の形を勝手に変えること自体が極めて不実な行為(*18)であることは言うまでもないが、 不死鳥=死と再生と十字架と来れば、当然キリスト教の話を連想せざるを得まい。 幸村自身が切支丹であったという話は無いため、公式の無見識・悪趣味の露呈であると言わざるを得まい。 真田幸村伝 Bの新作の略称。 正式名称は『戦国BASARA 真田幸村伝』であり、今後新たに展開される(予定の)「烈伝シリーズ」の一つ。 完全な個人視点のストーリーであり、「史実に近い」話になるという。 だが、今までのBを巡る動向を知る者にとっては、この構想自体が噴飯もの(*19)であることは言うまでもない。 同時に、これは合法的な不人気キャラリストラ=経費削減の策ではないかとの見方が絶えない。 加えて、同時期の大河ドラマ『真田丸』に対する便乗企画であるとの評は最早確立済みである。 第一報の時点で既に各所で失笑が巻き起こっていることからもそれは容易に覗えよう。 付記 上記の大河ドラマ『真田丸』には、B因縁のコーエーテクモゲームスが製作に協力しており、 同社の顔役ともいうべきシリーズである『信長の野望・創造』の作中地図が許諾を得て放送内で使用されている。 同時に、事実上の公式ゲームとして『信長の野望・創造 戦国立志伝』の製作も公開されており、 さらに正式なコラボ作品の『戦国無双 ~真田丸~』の製作も決定した(*20)ことから、 本家と贋作企業との間の格の違いを見せつけている。 付記2 作中の戦いの一つに、天目山の戦い(武田討伐)があることが公開された。 織田信長に捕らえられた武田勝頼を救出する(そして助けられずに鬱展開に入るというのは見え透いている)という、 史実を鑑みれば噴飯ものの内容であるが、ここで疑問視されるべきは、何故この戦いが必要となったのか、 加えて、合戦中に何故信長が登場したのかということである。 史実における天目山の戦いで主力になったのは、既に家督を継承していた織田信長の嫡子・信忠と、 鬼武蔵こと闘将・森長可らであって信長自身の直接的関与は薄い。 加えて、当の真田家自体、ひいては真田兄弟もこの戦いの時点では積極的な動きを見せていない(*21)。 この時点で、史実を重視すると言ったB公式の言動には大いに疑問符が付くわけである。 やはりここで見るべきは、教科書の最新作たる『戦国無双4』内部のシナリオであろう。 同作の中心となったシナリオ「真田の章」は、上記の天目山から始まり、真田兄弟を中心とした物語が描かれる。 この戦いにおいて、信長が敵側の撤退ボスとして登場するため、これを下敷きとした可能性が高いのである。 補足すると、あくまでもこれは真田兄弟を中心としたが故のゲーム上の仕様・創作に過ぎないのであり、 史実ではなく作品上の要請でしかないという事実もまた同様に動かないわけである。 その様な史実とは考え難い要素が、何故双方の間でかくも綺麗に共通しているのかと言うことを考えると、 そもそもB幸村伝自体が、「真田の章」のデッドコピーに過ぎないのではないかとの予測に至らざるを得まい。 B信之の内容と言い、公式に独自路線を歩むだけの能力は元より存在しないと見られるからである。 付記3 ちなみに、本作品はクソゲーという評価が定着している。 様々な理由はあるが、特によく言われるのがボリュームの少なさである。 ストーリーはわずか10章(*22)で、3時間もあればクリアできる程度でありながら、値段は6990円。 そのため、このゲームを楽しめたと言っている信者からすら不満の声が挙がっている。 付記4 教科書の正式なコラボ作品『戦国無双 ~真田丸~』の発売日前日である11/22に、カプコンは「大盤振舞セール」を開始した。 作品の内容はクソゲーでも教科書を妨害しようとする姿勢だけは一級品と言えるだろう。 しかしながら、発売からわずか3か月後にこのセールを行っているわけで、 発売日に買ってくれた数少ないBファンすら裏切る行為をしていると言えよう。 売り上げが芳しくないために新品ですら大幅値下げされている現状ではファンですら買う価値がないものであるが。 ザビー 戦国BASARAシリーズのオリジナルキャラクター。 「愛」を教義にしておきながら実際は何でも暴力で解決しようとする教主として描かれる。 しかし、アニメ一期では登場して間もなく織田軍によって斬殺されてしまう。 ザビー教 初代Bから登場している色物宗教団体。 教祖はフランシスコ・ザビエルのパロディーであるオリジナルキャラ、ザビー。 言うまでもなくキリスト教の悪質なパロディーで、オリジナルキャラとして登場したのは、大人の事情による物。 「3」で大友宗麟を出した為、愚かにもキリスト教のパロディーを自己暴露してしまった。 尚、B厨達からはガラシャ、並びに天草四郎を出して欲しいとの要望がある。(*23) 彼等はガラシャ事変や天草事変迄も引き起こしたいのであろうか。 差別化 同種の物において他の物との違いを際立たせる事での独自性、または競争上の優位性を獲得する戦略。 この要素の欠如が戦国BASARAシリーズの大きな問題点の一つである。 そもそもがゲームに限らず模倣作品においての差別化要素とは、その作品のコンセプトその物であり、 売りとなるはずの要素を、B厨はおろか公式すらパクるか先駆者を消す事でしか語る事が出来ない(*24)。 これが存在しない事がBの成り代り願望の根源かも知れない。宣伝文句までパクるのは必然と言える。 B2から3発表まで期間が開いた時同様、教科書である戦国無双のナンバリング新作発表がまだ無いためか、 2012年6月現在、実写化など本来はメディアミックスの一環に過ぎない物の方向に注力する傾向にあり、 「ファンのコレクターズアイテム」という、いわゆるキャラゲーとしての色合いが濃くなりつつある。 ゲームと関係無い方向に行く事で、ある意味での差別化がされているという状況は皮肉と言うほか無い。 猿飛佐助 真田幸村に仕える架空の甲賀流忍者。講談や立川文庫の小説などに登場する。 一般的には真田十勇士の筆頭格として有名であり、霧隠才蔵と双璧をなす十勇士の忍者である。 忍者の中でも特に知名度が高く、忍者といえば猿飛佐助・服部半蔵の二人を思い浮かべる人も多いだろう。 上月佐助なる伊賀下忍がモデルであるとも、上月佐助こそが猿飛佐助の正体ともいう。 戦国BASARAでは初代からPCとして登場しているが、3でNPCに降格された。 迷彩柄の装束とフェイスペイントが特徴の若者で、常時熱血の国主・武田信玄、 および猪突猛進一辺倒の上司・真田幸村のやりとりを常に一歩ひいた目で冷静に見守る、 言わばツッコミとしての役回りである。 Bの独身男性キャラにしては珍しく、特定女性キャラへの好意を明確にしている。(*25) キャラクター設定そのものが問題になるわけではないが、猿飛佐助の場合、 Bのパクリ元とされる戦国無双シリーズのキャラクター・くのいちを模倣した疑いがある。 共通点は幸村配下の忍者(*26)であること、「お仕事、お仕事」の台詞、飄々とした性格に加え、 無双奥義(バサラ技)の、「両腕を広げてコマのように体を回転させる」 というモーションがそっくりそのまま用いられていることが挙げられる。 同様に、通常攻撃を「ソバット」で締める点も共通している。 付記 後日、戦国無双の側でも、『100万人の戦国無双』作中において猿飛佐助を登場させている。 ここでは、彼をモチーフとしたオリジナルキャラクターのくのいちを姉貴分として慕う、 真田忍軍の一員である少年忍者という設定になっている。 付記2 その後、『戦国無双 ~真田丸~』で「佐助」という名前で新規キャラクターとして登場した。 ここでは、服部半蔵に拾われ弟子として育てられたという設定になっている(*27)。 なお、この佐助は中性的な顔立ちなのだが、ファミ通の画像を見て女体化だと騒いだB厨もいた。 実際には筋肉の付き方を見れば男であることは明らかで、これはB厨が表面的にしかものを見ることができないという証左であろう。
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制作会社、放送局の変更 新アニメの製作が発表された際、発売目前の新作ゲーム『戦国BASARA4』の新規 キャラクターデザインやアニメルートのアニメーションを旧TVアニメ・劇場版を 制作したProductionI.G.が手がけたことから、新アニメ(本作Judge End)も IGによる制作と思われていた。 しかし、その後テレコム・アニメーションフィルムへの制作会社変更と キービジュアルが発表され、また放送局もMBS・TBS系列から日本テレビ 系列へと変更され、不安や違和感をおぼえるファンも少なくなかった。 スタッフ発表 シリーズ構成:高橋ナツコ いわゆる「原作クラッシャー」として恐れられる人物の起用である。 代表作としてはアニメ「咎狗の血」があり、本作と同様にまとめwikiが作成されるなど、 その大胆な原作改変と整合性の放棄、それに対するファンの怒りがよく知られている。 高橋氏が戦国BASARAに関わるのは初めてではなく、実写ドラマ版において既に脚本を担当している。 当時からファンの間では一部キャラ(伊達政宗、片倉小十郎)のキャラ解釈に違和感があるなどの指摘がされており アニメ版についても不安視する声が多く聞かれていた。 監督:佐野隆史 本作以前は主に絵コンテ・演出・原画などに携わってきた人物のようである。 経歴において監督作品は1作ほどしか見受けられなかったため、 高橋ナツコ氏とのタッグということもあり、ファンの間では経験値等の面で不安視する声があった。 番組制作プロデューサー:中谷敏夫 過去担当作品の「魔人探偵脳噛ネウロ」では 原作を破壊するレベルのキャラ改変・ストーリー改変がなされ ファンから番組打ち切り、脚本改善、OVAでの再アニメ化を希望する 署名活動が行われた。 なお2014年秋アニメ「寄生獣 セイの格率」においてもプロデューサーとして関わっており、 放送前から不安の声、設定変更による不満の声等が上がっている。 わずかな期待 実質オリジナルストーリーでスタッフに相当の力量が求められたIG版と違い、 「原作ゲームを踏襲する」という事前の小林裕幸Pの発言もあったことから、 ゲームや台本全集などの既存資料を使用すればそんなに酷いことにはならない のではないか。そしてキャラクターデザインにはIG版『戦国BASARA』第1期 第11話のBパート作画監督として参加実績があり、当時数点の版権イラストも 手掛けている千葉道徳氏を起用しており、絵柄に対する好み等をおいておけば 作品としては一定水準のものになるかもしれない。 ファンは一縷の希望にすがった。 PV かくして放映直前、公式サイトにて1分ほどのPVが公開される。 キャラデザ通りの絵でよく動く映像、という印象を与えるものであったが、 よく見ると時々ガクンと作画クオリティが落ちるカットが散見された。 千葉氏の美しい絵で描かれているカットも、本編の一場面というよりは オープニング映像のような「見得切り」系で、「これは大半がOP映像からの 流用なのではないか?」という憶測が流れた。 そして放映が始まると、その憶測の通りであったことがわかった。 それ自体は大きな問題ではないが、ファンが懸念したのは(最初に発表 されたティザービジュアルが「線画」であったことも含めて)制作現場の スケジュールが早くも逼迫しているのではないか、ということだった。 上へ 一つ前のページにもどる